江戸時代に金銀が採掘されていた「宗太夫坑」で行われた、ガイドの養成研修=佐渡市
江戸時代に金銀が採掘されていた「宗太夫坑」で行われた、ガイドの養成研修=佐渡市

 新潟県佐渡市下相川の「史跡佐渡金山」で、江戸時代から使われていた坑道「宗太夫坑」の案内を行うガイドを養成する研修会が開かれた。参加者は、坑道内を巡りながら金銀鉱脈の成り立ちや、採掘に関わった江戸時代の人々の暮らしなどについて説明を受け、実際にガイドする際の注意点などを確認した。

 市が主催し、2月27日に開催。ジオパークと金銀山のガイドに所属している約30人が参加した。

 坑道内が狭く暗いため、案内することが難しいとして、これまでガイドを行っていなかったが「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産の推薦を受け、研修会を実施。市ジオパーク推進室の学芸員・貞包健良(さだかねたけよし)さん(30)が講師を...

残り238文字(全文:538文字)