
女性特有の健康問題を調べる女性アスリート検診=新潟市北区木崎
7月のパリ五輪で女性アスリートの活躍が注目される中、女性特有の健康問題の解決に向け、新潟医療福祉大(新潟市北区)は独自の検診の仕組みを開発し、支援に力を入れている。女性特有の問題は声を上げづらいだけに、大学は「検診の機会を増やしアスリートの活躍を後押ししたい」と話している。
新潟リハビリテーション病院(新潟市北区)で1月中旬、骨密度や筋肉量の測定、採血による貧血の検査などのほか、問診票による月経に関する調査など、女性特有の健康問題を調べる検診が行われた。アルビレックスチアリーダーズに所属する5人が参加。須貝梨々香さん(27)は「月経不順など、女性ならではの問題に不安になることもあるので、自分...
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