「君たちはどう生きるか」作画監督の本田雄さん(右から3人目)らが出席した新潟国際アニメーション映画祭の授賞式=3月20日、新潟市中央区
「君たちはどう生きるか」作画監督の本田雄さん(右から3人目)らが出席した新潟国際アニメーション映画祭の授賞式=3月20日、新潟市中央区

 国内外の長編アニメーション映画を集めた「新潟国際アニメーション映画祭」が3月20日、閉幕した。新潟市中央区でセレモニーが行われ、ファンら約200人がコンペティションの結果や、新潟県出身で日本のアニメ界の発展に貢献した2人の名前を冠した大川博賞、蕗谷虹児賞の授賞式を見守った。

 映画祭は2023年に始まり、24年で2回目。3月15日からの期間中、世界各国から寄せられた作品が中央区の複数会場で上映され、海外からを含む多数の観客でにぎわった。

 29の国・地域から49作品の応募があった長編コンペティション部門では、グランプリに「アダムが変わるとき」(カナダ、ジョエル・ヴォードロイユ監督)が選ばれた。

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