済生会新潟県央基幹病院の開院後の状況などについて説明された県央地域医療構想調整会議=3月18日、三条市
済生会新潟県央基幹病院の開院後の状況などについて説明された県央地域医療構想調整会議=3月18日、三条市

 新潟県央地域の医療関係者や県、市町村などの担当者が集まる「県央地域医療構想調整会議」が3月18日、三条市内で開かれた。3月1日、「断らない救急」(ER救急)を掲げて開院した済生会新潟県央基幹病院(三条市上須頃)の遠藤直人院長も出席。多い日で20人近い救急患者を受け入れているといった開院後の状況を説明した。

 県央医療圏(三条市、燕市、加茂市、田上町、弥彦村)ではこれまで、年間約8000件の救急搬送の4分の1が新潟市や長岡市などへ搬送されていた。県央基幹病院の開院により、他病院と連携して95%を圏域内で診ることを目指す。

 県央基幹病院は年間6000件程度、単純計算で1日16件ほどの受け入れが期待...

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