
第四北越リサーチ&コンサルティングがまとめた3月の新潟県経済によると、設備投資は増加している。個人消費は持ち直している一方、生産活動は弱含んでおり、住宅投資は減少している。基調判断は「緩やかに持ち直している」を維持した。
【生産活動】食料品はスーパーなど量販店向けに加え、業務用の生産が回復し、好調な動きとなっている。汎用(はんよう)・生産用・業務用機械は設備投資需要が底堅さを維持する一方、中国など海外からの受注が減速傾向にあり、持ち直しの動きが鈍化している。金属製品は作業工具や家庭向け調理器具などを中心に、弱めの動きがみられる。電子部品・デバイスは半導体需要の停滞長期化により生産の落ち込みが...
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