
新潟市の中心市街地
日銀新潟支店は5月2日、5月の金融経済動向を発表した。新潟県内景気は「能登半島地震や原材料高の影響などを受けつつも、緩やかに持ち直している」とし、基調判断を11カ月連続で据え置いた。
個人消費は「一部で弱い動きとなっているものの、回復している」との判断を維持した。百貨店・スーパー販売額は、食料品が堅調で前年を上回って推移。小林俊支店長は「地震の影響はほぼなくなり、値上げによる客単価の上昇やイベント需要の回復など、基調的な動きが続いている」と指摘した。
乗用車新車登録・届け出台数は、ダイハツ工業の認証不正問題などの影響で前年を下回っており、「緩やかに持ち直している」から「持ち直しの動きに一服感...
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