第一建設工業(新潟市中央区)は5月9日、2024年3月期の単体決算を発表した。首都圏の大型繰越工事が順調に推移したことなどにより、売上高は前年比14・0%増の539億9300万円で2期連続の増収増益となった。

 不動産事業も昨年6月に完成した新潟市内のマンションなど新規物件の稼働により、19・6%増の10億1700万円となった。

 営業利益は5・7%増の37億7200万円、経常利益は5・5%増の40億9600万円、純利益は5・6%増の27億9100万円だった。株主還元の強化などにより、年間配当は30円増配し80円。

 25年3月期は売上高500億円、営業利益35億円、経常利益38億円、純利益26億...

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