BSNメディアホールディングス(新潟市中央区)は5月13日、2024年3月期の連結決算を発表した。広告収入が伸びず、システム関連事業では自治体からの受注が大きかった前年の反動減もあり、純利益は前年比27・6%減の6億9400万円だった。

 放送事業はテレビ、ラジオとも広告収入が伸び悩んだ。システム関連事業では、消費税のインボイス(適格請求書)制度の導入に伴い企業からの受注が伸びたが、新潟県内外の自治体の電子サービス関連のシステム開発があった前年を下回った。

 売上高は0・3%減の230億4100万円、営業利益は19・7%減の13億4100万円、経常利益は17・5%減の15億2700万円だった。年...

残り143文字(全文:443文字)