
出荷のため真っ赤に色づいた越後姫を収穫する塚野憲男さん=5月16日、五泉市石曽根
新潟県産ブランドイチゴ「越後姫」の出荷がピークを迎えている。JA新潟かがやき管内の産地、五泉市では5月16日、真っ赤に実った越後姫を、生産者が一つ一つ手でもぎ取っていた。
越後姫は新潟県が開発し、1996年に品種登録された。糖度が高く豊かな果汁と柔らかさが売りで、県内の広い地域で栽培されている。
JA新潟かがやき管内の「木越苺出荷組合」では22人が約3ヘクタール作付けしていて、JA全農にいがたによると出荷量は県内で新発田市に次いで2番目の規模だ。昨年の秋にかけて続いた猛暑の影響で、生育は例年に比べて遅れ気味だが、4月末までに約30トン出荷した。6月下旬ごろまで出荷は続く予定で、JAの直売所の...
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