
湯沢産の酒米を使った日本酒造りに向けて行った田植え=湯沢町土樽
新潟県湯沢町で育てた酒米と町内の水を使い、新しい地酒を造る「日本酒テロワールプロジェクト」が始動した。町内の酒米を使った日本酒はこれまでになく、初の試みとなる。2025年の販売を目指し、「オール湯沢産」の限定酒としてPRしていく予定だ。
日本酒などを製造、販売する白瀧酒造(湯沢)、コメや農作物を生産、販売するさくらファーム湯沢(土樽)、町観光まちづくり機構の3企業・法人が連携し、2024年度から本格的に取り組む。まちづくり機構が進める特産品開発プロジェクトの一環で、白瀧酒造も湯沢産の酒米で仕込んだ日本酒を造りたいと考えていたことから、企画が進んだ。
「テロワール」はフランス語で「風土」や「土...
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