
磯田達伸長岡市長(右)に、国際山岳平和祭の開催について報告する李仁禎・アジア山岳連盟会長(中央)=アオーレ長岡
日中韓やインド、東南アジア各国など13カ国が加盟するアジア山岳連盟の「国際山岳平和祭」が7月23日から27日にかけて、新潟県の長岡市と弥彦村で開かれ、国内外の山岳関係者約200人が集う。長岡市出身の登山家、高頭仁兵衛(にへえ)(1877〜1958年)の顕彰碑がある弥彦山で行う「高頭祭」に参加し、連盟創立30周年の総会を長岡市で開く。安全な登山と自然保護の推進などを改めて誓い、国際平和への願いを込める。
国際山岳平和祭は、2014年に広島市で初めて開催。2回目となる今回は、日本山岳会の創立メンバーを務めた高頭の出身地であることや、7月25日に高頭祭があることに加え、長岡市が長岡空襲の戦禍を経験...
残り491文字(全文:791文字)