
酒類総合研究所(広島)は5月22日、2023酒造年度(23年7月〜24年6月)に製造された日本酒の出来栄えを競う全国新酒鑑評会の審査結果を発表した。新潟県内からは24点が入賞し、そのうち特に優れていると評価された金賞酒は、前年より6点少ない9点だった。
鑑評会は日本酒の品質や製造技術の向上を目的に1911年に始まった。112回目の今回は828点の出品があり、392点が入賞、うち195点が金賞に選ばれた。都道府県別の金賞数は兵庫の19点が最多で、福島の18点、山形の14点、長野の12点、栃木の10点が続いた。入賞数は福島の31点が最多で、次が兵庫の30点、新潟県は3位だった。
新潟県醸造試験場...
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