住民らの手で5年がかりで完成したツリーハウス=村上市荒島
住民らの手で5年がかりで完成したツリーハウス=村上市荒島

 新潟県村上市の荒川地区にある交流施設「つどい場あら・ほっ」(荒島)の敷地に、地元住民らが手作りしたツリーハウスが完成し、5月26日にお披露目のイベントが開かれる。2019年から約20人が参加して、資材を持ち寄り、5年がかりで建築に取り組んできた。ウイルス禍や設計の見直しなどで作業は遅れ、当初の見通しよりも時間はかかった。完成した施設について、メンバーは「子どもたちにとっての荒川の自慢になってほしい」と願う。

 「あら・ほっ」は14年に閉園した荒島保育園を活用し、あらかわ地区まちづくり協議会の活動拠点となっている。敷地内には高さ約15メートル、幹回り3・5メートルのケヤキがあり、それを利用してツ...

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