
昔ながらの味を再現したかき餅
新潟県上越市安塚区の農産物直売所「雪だるま物産館」が、かつて地元農家が手作りして人気だったかき餅の製造を引き継ぎ、本格的に販売を始めた。かき餅は25年以上にわたるロングセラーで、「元祖」から指導を受けて味を再現。関係者は「長く愛されてきた味を大事に受け継いでいきたい」と話している。
かき餅は、雪だるま物産館が1995年にオープンした時から販売している定番で、常に売り上げのトップクラスにある商品だった。多い時で年間約2、3トンのもち米を使っていた。
地元農家の夫婦が自家栽培したもち米で作っていたが、3年前に男性が亡くなり作り続けることが難しくなったため、物産館が引き継ぐことにした。男性の妻から...
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