
テーマや形を考えながら作品をつくる出雲崎高校の生徒たち=出雲崎町大門
新潟県出雲崎町大門の出雲崎高校で、新潟大の大学院生が講師となり、「創造する力」をテーマに多面体の飾りを作る授業が行われた。生徒たちは多面体の原理について学んだり、クイズに答えたりしながら、フィンランドの伝統工芸品「ヒンメリ」を作った。
授業は、出雲崎町と大学が連携し、大学教員らによる講義を中高生に体験してもらうことで、学習・進学意欲などの向上を目指す「ブランチキャンパス」の一環。講師は新潟大大学院現代社会文化研究科の博士後期課程1年生(24)が務めた。
授業は5月24日に行われ、科学、技術、工学、芸術、数学の5領域を体感的に学ぶ教育概念「STEAM教育」を実践。1年生の24人が多面体の構造を...
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