
花角英世新潟県知事(右)から感謝状を受けたウィーメックスの高橋秀明社長=6月7日、新潟市中央区の新潟県庁
新潟県は6月7日、企業版ふるさと納税の制度を活用して県立病院に遠隔医療システムを寄付したとして、ヘルスケアIT事業のウィーメックス(東京)に感謝状を贈った。システムは県立松代病院(十日町市)などで、7月から導入される。
新潟県は深刻な医師不足を受け、2023年度から遠隔診療のモデル事業を行っている。ウィーメックスは県のニーズに着目し、企業版ふるさと納税として、遠隔診療の専門機器と操作に必要なシステムのほか、維持管理に係る費用を寄付した。ウィーメックスは青森など複数県に同様の寄付をしている。
新潟県は、松代と精神医療センター(長岡市)などをつなぐ遠隔診療や、松代の訪問診療などにシステムを活用す...
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