
連携協定を結んだ上越市の中川幹太市長(右)とヤマト運輸の工藤謙一郎長岡主管支店長=5月30日、上越市役所
新潟県上越市は宅配便最大手のヤマト運輸(東京)と、住民の安全・安心確保などに関する包括連携協定を結んだ。ヤマト運輸のネットワークを生かし、宅配中のドライバーによる高齢者の見守りや災害対応などで協力を受ける。
ヤマト運輸はこれまでに三条市や佐渡市など県内の5市町と同様の協定を結んでいる。上越市内には5カ所の営業所があり、約90人のドライバーが所属している。
協定は、住民の安全・安心な暮らしの実現や、地域経済の活性化、教育支援などに関する六つの連携事項を記載。宅配業務中の高齢者見守りや災害時における避難所への物資搬入支援、子ども向け交通安全教室の開催などを想定している。
市役所で5月30日に締結...
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