「佐渡島の金山」の世界遺産登録に向けて機運を高めた県民会議=6月22日、新潟市中央区
「佐渡島の金山」の世界遺産登録に向けて機運を高めた県民会議=6月22日、新潟市中央区

 「佐渡島(さど)の金山「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」の二つの鉱山遺跡で構成。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。金の採取から精錬までを手工業で行っていた時代の遺構が残っているのは、世界的に例が少ないとされる。」(新潟県佐渡市)の世界遺産登録を目指す県民会議の総会が6月22日、新潟市中央区の朱鷺メッセで開かれた。登録の可否を決める7月21日からの国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会を前に、登録実現に向けて一丸となって取り組むことを確認した。

 県民会議は県内の自治体や企業など約1500団体で構成。一般市民も含め、約300人が参加した。

 花角英世知事はあいさつで、...

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