世界遺産登録を目指す「佐渡島の金山」のシンボル「道遊の割戸」=5月下旬、佐渡市
世界遺産登録を目指す「佐渡島の金山」のシンボル「道遊の割戸」=5月下旬、佐渡市

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)は6月10日までに、インド・ニューデリーで開く世界遺産委員会の議事日程案を公表した。新潟県の「佐渡島(さど)の金山「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」の二つの鉱山遺跡で構成。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。金の採取から精錬までを手工業で行っていた時代の遺構が残っているのは、世界的に例が少ないとされる。」を含む新規登録審査は7月26〜29日に行う予定。

 ユネスコ諮問機関は...

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