冷凍食品の開発は「解凍方法から逆算」がポイント！ 「冷凍王子」西川剛史さんが企業向けセミナー・新潟県信用保証協会主催

　冷凍食品の開発や冷凍技術を生かした新事業の可能性を探る中小企業向けのセミナーが新潟市中央区で開かれた。「冷凍王子」の愛称がある専門家・西川剛史さん（東京）が講演し冷凍商品の開発手法を語った。

　西川さんは「冷凍は素材、下処理、凍結、保存、解凍のステップがある」と説明。「凍ったまま揚げるなど解凍方法を決めてから、逆算して調理や凍結するといい」とアドバイスした。また冷凍商品は販路拡大が期待できる一方、保管などにコストがかかるとし、見極めの重要性を指摘した。

　新潟県内からは、冷凍食品の小売りや開発に力を入れる片山商事（新潟市東区）の片山政博社長らが講演した。「冷凍食品は添加物や保存料を加える必要がな...