外国人材の活用について話す里見誠氏=15日、新潟市中央区
外国人材の活用について話す里見誠氏=15日、新潟市中央区

 本県と東北6県の企業などでつくる東北経済連合会は15日、新潟市中央区のホテルで「東経連フォーラム」を開いた。人材派遣の東洋ワーク(仙台市)取締役営業本部長の里見誠氏が外国人材の活用をテーマに講演。日本国内の生産年齢人口が減少する中、「外国人を受け入れることで企業に多様性が生まれ、強みになる」と強調した。

 東経連会員ら約90人が参加した。里見氏は、東洋ワークのグループ全体では、技能実習生やエンジニアなど、20カ国の400人以上が在籍していると説明。日本語勉強会や交流イベントを開くなどして積極的なコミュニケーションに取り組んでいて、「出勤率や定着率は高い」と話した。

 2027年には、原則として転...

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