国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関は、政府が世界文化遺産に推薦した新潟県佐渡市の「佐渡島(さど)の金山「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」の二つの鉱山遺跡で構成。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。金の採取から精錬までを手工業で行っていた時代の遺構が残っているのは、世界的に例が少ないとされる。」について、補足説明を求める「情報照会」と勧告しました。7月のユネスコ世界遺産委員会に向けた日本の対応や、登録された場合の課題を読みトキます。

Q 勧告ではどのような注文がついたの?

A 政府は江戸期の資産を世界遺産に推薦していますが、佐渡市の北沢地区では江戸期の遺構は地中にあり...

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