
県内初開催となった「注文に時間がかかるカフェ」=6月22日、佐渡市河原田諏訪町
言葉が滑らかに出てこない吃音(きつおん)のある若者が、一日限定のカフェ店員となる「注文に時間がかかるカフェ」が6月22日、新潟県佐渡市河原田諏訪町の「HOSTEL Perch」で開かれた。市内に住む若者2人が、接客を通じて老若男女と交流した。
カフェは県内初開催。主催者で吃音の当事者である、奥村安莉沙(ありさ)さん(32)が昨年、金井小学校へ講演に訪れたことをきっかけに、金井小に併設されている通級教室「佐渡ことば・こころの教室」が佐渡開催を依頼して実現した。
市内在住の浅井琉花(るか)さん、太田さちさんが接客を務めた。カフェは1時間ごとに客が入れ替わる方式で、3回実施。事前予約の時点で満員と...
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