
ブドウの手入れをする三膳一成さん。アグリパークの食品加工支援センターを使い、ブドウの加工も考えているという=聖籠町二本松
新潟市が農業の発展を目指して整備した「アグリパーク」(南区)が6月28日、開園から10年の節目を迎えた。子どもから大人まで、野菜作りや家畜の世話を体験できる「教育ファーム」、就農を希望する人への支援、農家が自ら食品を加工、販売する「6次産業化」の後押し-を柱に、農業への関心を高め、挑戦する人たちを支えてきた。これまでの10年で果たした役割や、今後の目標に迫った。(2回続きの2)
アグリパークはプロの農家を育て、支える役割も担う。この間、就農希望者や農家になって間もない人、農産物などを加工し販売する「6次産業化」に挑戦する農家を支援してきた。
就農支援センターでは相談を受け、必要に応じて専門...
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