小千谷市産の錦鯉を駐日イタリア大使館の池に放した放流式＝７月３日、東京都港区
新潟県小千谷市と全日本錦鯉振興会（小千谷市）は７月３日、東京の駐日イタリア大使館に小千谷市産錦鯉２５匹を寄贈し、大使館中庭の池に放流した。宮崎悦男市長は「イタリアと日本、世界平和の架け橋となることを期待している」と話した。
小千谷市とイタリア大使館は２０２３年から、イタリアの建国記念日に合わせて小千谷の花火を大使館で打ち上げるなど交流を重ねている。錦鯉の放流は、２０２２年に新潟市中央区で開かれた世界錦鯉サミットの開催に向け、当時県議だった宮崎市長が大使館を訪問したのがきっかけとなった。
式典でジャンルイジ・ベネデッティ全権大使は「大使館を訪れる多くのゲストに幸せを与えると確信している」とあい...
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