
新潟市は7月3日、新潟市東区粟山の社会福祉法人「健悠会」が6月28日に破産し、解散したことを明らかにした。赤字経営による債務超過が原因で、市内で社会福祉法人の破産は初。特別養護老人ホームとショートステイ施設の運営を市内の別の社会福祉法人に譲渡する意向で、調整を進めている。
新潟市が7月3日、市議会市民厚生常任委員協議会で報告した。
市福祉監査課によると法人は2007年に設立され、特別養護老人ホーム「あわやまの里」と同名のショートステイ施設の運営、居宅介護支援事業を実施。計80人が利用していた。居宅介護支援事業を他の法人に譲渡する意向かは「はっきりしていない」という。
法人は施設の整備に国の補...
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