下田彩水さん(右から2人目)の指導で大書体験をする児童=糸魚川市の下早川小
下田彩水さん(右から2人目)の指導で大書体験をする児童=糸魚川市の下早川小

 新潟県糸魚川市の下早川小学校の全校児童66人が大書に挑戦した。加茂市の書家、下田彩水(さいすい)さん(41)の指導を受けながら、思い思いの1文字を大きな筆で伸び伸びと書いた。

 下早川小の創立150周年記念事業の一環で7月上旬に行われた。下田さんは冒頭、音楽に合わせて縦1・5メートル、横4・8メートルの紙に下早川小の教育目標「一歩前へ」を揮毫(きごう)するパフォーマンスを披露した。

 続いて児童らが大書し、90センチ四方の紙に墨をたっぷり含んだ大きな筆を走らせた。下田さんは「どれだけ心を込められるかが大切」「勢いよく筆を動かして」とアドバイスした。

 「絆」と書いた6年生(11)は「筆が重くて難し...

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