「ボールを持っていない選手の動きにも注目してほしい」と話す川澄奈穂美選手=新潟市西区
「ボールを持っていない選手の動きにも注目してほしい」と話す川澄奈穂美選手=新潟市西区

 パリ五輪が開幕した。バレーボールやサッカーなど世界の舞台を経験した新潟県関係の選手らに、競技の見どころや注目選手をはじめ、五輪の見方を聞いた。

 東京に続き五輪の舞台に立ったサッカー女子。2011年のワールドカップ(W杯)の優勝メンバーで、アルビレックス新潟レディース(新潟L)の川澄奈穂美選手(38)は、海外組や経験豊富な選手が中心で「安定感がある」と評する。ただ1次リーグ初戦は優勝候補のスペインに敗戦。戦術の浸透や守備に課題があったと分析し、「次は気迫を持ってピッチに立ってほしい」と奮起を促す。

 2016年の...

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