新潟県は東京-新大阪の新幹線の一部車両を丸ごと使って乗客に地酒を楽しんでもらうイベント「プレミアム清酒新幹線」を8月24日に行う。「佐渡島(さど)の金山「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」の二つの鉱山遺跡で構成。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。金の採取から精錬までを手工業で行っていた時代の遺構が残っているのは、世界的に例が少ないとされる。」の世界文化遺産1975年に発効した世界遺産条約に基づき、歴史的建造物や遺跡を対象にユネスコが人類共通の財産として登録する。国内では姫路城などが登録されている。世界遺産にはほかに、貴重な生態系などの自然遺産と、文化と自然の要素を併せ持つ複合遺産がある。登録の可否は世界遺産委員会が決める。登録を記念して佐渡の地酒を中心に振る舞い、佐渡への誘客促進や新たな地酒ファン獲得につなげる。

 8月24日午前10時54分の東京発新大阪行きと、午後3時21分の新大阪発東京行きのJR東海道新幹線「のぞみ」のいずれも16号車を貸し切る。県によるとJR東海が新幹線の一部車両を貸し切って、日本酒の試飲イベントを行うのは初の試み。佐渡の5蔵10種の銘柄を含め、県内14種の日本酒を提供する。佐渡5蔵の関係者も乗車し、地酒をPRする。所要時...

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