
バドミントン女子ダブルスで銅メダルを獲得し、笑顔でポーズをとる志田千陽(右)と松山奈未=パリ(共同)
初めてラケットを握った時から指導者を驚かせた才能の持ち主も、五輪までの道は平たんではなかった。バドミントン女子ダブルスの志田千陽(27)。高校ではスランプに陥り、パリ五輪の代表争いにも苦しんだ。それを乗り越えて手にした銅。「本当に五輪に行けるのかと不安の毎日だったけど、最後にメダルを取って帰れる」と会心の笑みを見せた。
志田千陽、松山奈未「シダマツ」が銅、マレーシアに2-0勝利 「一球も諦めないでシャトル追った」
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