
段ボールの仕切りを用いて就寝スペースを整える子どもたち=新発田市上赤谷
防災や観光を盛り込んだ教育旅行「スタディー・ツーリズム」の誘致に取り組む新潟県新発田市で、市内と神奈川県海老名市の小学生が参加する防災キャンプが開かれた。4年生計20人が、避難所生活を想定した活動を通じて、いざという時の対応について学びを深めた。
新発田市では毎年、市内の小学校単位で、児童が防災キャンプに取り組んでいる。海老名市の子どもたちは、両市が災害時協定を締結している縁で2023年初めて参加。2024年は海老名市内の5校から10人が集まった。
教育旅行は7月29〜31日の2泊3日で実施。初日は新発田市の「あかたにの家」に宿泊し、段ボールの仕切りや断熱シートで、自分たちが寝泊まりするスペ...
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