
新潟市中央区の地下商店街「西堀ローサ」
新潟市は8月5日、中央区古町地区の地下商店街「西堀ローサ」について、2025年度に市有化した後、公民連携で運営する方針を発表した。利活用のアイデアを民間企業や市民団体などから広く募るサウンディング型市場調査(対話型意向調査)を経て、運営事業者を公募する。
西堀ローサを巡っては、事業再生が困難だとして、運営する市の第三セクター新潟地下開発(中央区)は25年3月末でローサの営業を終了し、同年10月までに会社を解散する見通し。市は解散後に市有化すると表明していたが、その後の活用方針は白紙状態だった。
ローサの全長は約330メートル。地下1階の店舗面積は約990坪、市道の通路部分は約960坪であり、...
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