困窮世帯を支援しようと、小林淳事務局長(右)にコシヒカリを贈る遠藤一雄副会長=8月8日、新潟市南区東長嶋
困窮世帯を支援しようと、小林淳事務局長(右)にコシヒカリを贈る遠藤一雄副会長=8月8日、新潟市南区東長嶋

 困窮する子どもたちを支援しようと、JA新潟かがやき(新潟市西蒲区)は8月8日、コシヒカリ約1トンを新潟県フードバンク連絡協議会(三条市)に寄付した。夏休みに入ってフードバンクの需要が高まる中、県内の家庭への支援に使われる。

 協議会によると、夏は給食がなくなることや、冷房代など光熱費の増加で、配布を求める世帯が大幅に増えるという。一方で、2023年のコメの不作や物価高騰が影響し、物資が不足。県内各所のフードバンクが支援を呼びかけている。

 8月8日は南区の貯蔵施設で贈呈式を行った。かがやき管内で2022年に収穫したコシヒカリ玄米30キロ入りの袋を35個用意。JA新潟かがやき経営管理委員会の遠藤一...

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