
新発田地域広域事務組合消防本部の、左から白勢有紀さん、中澤幸也さん、上野裕徳さん=新発田市新栄町1
新潟県の新発田地域広域事務組合と阿賀野市の消防本部に所属する消防職員のチームが、災害時の救助技術を競う県消防救助技術大会でそれぞれ優勝し、8月23日に千葉県市原市で開かれる全国大会に出場する。両チームのメンバーは全国優勝を目指して練習に励んでいる。
新発田、胎内両市と聖籠町をカバーする新発田地域広域事務組合消防本部から出場するのは、上野裕徳(ひろのり)さん(40)、白勢(しろせ)有紀さん(33)、中澤幸也(ゆきや)さん(26)。大会に七つある陸上の部のうち、地下街などで煙に巻かれた人を救う「ほふく救出」に出る。
ほふく救出は3人一組。約10キロの空気呼吸器を背負った救助者役が長さ8メートルの...
残り695文字(全文:995文字)