新潟県村上市荒川支所は8月23日、印鑑登録証明書の交付を申請した市民に、誤って別の市民の証明書を交付し、個人情報が漏えいするミスがあったと発表した。

 荒川支所地域振興課によると、8月2日、窓口に来た市民から印鑑登録証明書の交付申請を受けた。その際、誤って別の市民の証明書を印刷し、確認しないまま手渡した。23日に申請者の家族からの電話で発覚した。荒川支所地域振興課は交付した証明書を回収し、関係者への謝罪を進めている。

 荒川支所地域振興課の平田智枝子課長は「本人に証明書を見せての名前の確認を怠った。あってはならないことで、再発防止に努めたい」と話した。

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