体験談などを語り合う参加者=新潟市北区東栄町2
体験談などを語り合う参加者=新潟市北区東栄町2

 発達障害のある児童の親でつくるサークル「新潟はったつ凸凹(でこぼこ)カフェ」が、新潟市北区で発足した。8月上旬に初回の茶話会が開かれ、育児の体験談や悩みを語り合った。メンバーは「子どもがより良い環境の中で生活するためにも、早期療育の重要性を伝えていきたい」と話している。

 サークルは、北区在住で主婦の熊倉れい子代表(48)とカイロプラクターの佐藤麻理恵さん(40)が中心となり立ち上げた。熊倉さんは、自身の発達障害の子の行動がきっかけで孤独を感じたことがあり、同じく発達障害の子を持つ佐藤さんの店に客として訪問した際に意気投合。同じ境遇の人が周囲にいないことで、相談できる場所がなかったり、共感して...

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