コシヒカリの名産地として知られる新潟県の魚沼地域を管轄するJAみなみ魚沼とJA魚沼は8月27日までに、2024年産米の仮渡し金出荷時に農家に支払われる前金。取引価格のベースになる。「米どころ」である新潟県の額は、他県やJA以外の業者の集荷価格に影響する。新潟県内の各JAは、全農県本部が示したJA仮渡し金をベースに上乗せしたり、経費を差し引いたりした上で、各JAの仮渡し金を示す。(60キロ当たり)を決定した。生産コストの高騰もあって仮渡し金の単価が上がり、みなみ魚沼ではコシヒカリ1等米の仮渡し金が2万円、魚沼は同1万9600円となった。

 仮渡し金は出荷時に生産者に支払われる前金で、市場での取引価格のベースとなる。

 みなみ魚沼におけるコシヒカリの仮渡し金が、1等米2万円(23年当初比2000円増)、2等米1万8500円(同2000円増)、3等米は1万5300円(同4500円増)、新之助が1万9000円(同2800円増)だった。

 魚沼では、1等米...

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