観光客や帰省客らでにぎわった出雲崎町船まつり=出雲崎町尼瀬
観光客や帰省客らでにぎわった出雲崎町船まつり=出雲崎町尼瀬

 海上安全や大漁を願う伝統行事「出雲崎町船まつり」が、新潟県出雲崎町尼瀬の出雲崎漁港で開かれた。色鮮やかな大漁旗を掲げた船団パレードやステージイベントが行われ、家族連れや帰省客など多くの人でにぎわった。

 町船まつり協賛会が主催し、2024年で73回目。8月15日に開かれた。漁師たちの団結を図る狙いもあり、1952年から続いている。

 目玉イベントの漁船による船団パレードには、観光客ら計約170人が乗船。5隻の漁船が3回、沖合を周遊した。

 初めて乗船したという長岡市の日越小6年の児童(12)は「涼しくて水しぶきが楽しかった。海が一面に広がっていてきれいだった」と喜んだ。

 夜には大花火大会も行われ、...

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