
半年ぶりに帰郷し、パリ五輪での走りを振り返る小海遥選手=妙高市
パリ五輪の陸上女子1万メートルに出場した新潟県妙高市出身の小海(こかい)遥選手(21)=第一生命グループ=が新潟日報社のインタビューに応じ、「世界との実力差を肌で感じ、いい経験になった」と大舞台での走りを振り返った。基礎体力やスピード、勝負どころの対応力などが課題と言い、次の照準は2025年9月に東京で開かれる陸上世界選手権に据えている。「5000メートルでも代表入りできるよう、五輪で学んだ経験を生かして頑張りたい」と決意を語った。
大観衆が見守る中、五輪では序盤、集団前方に付けたが、5キロ過ぎで一気にペースが上がると集団から次第に後退。出場25選手中19位でゴールした。
「レースが動く時に...
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