
湿地管理者向けの国別研修で行われた佐潟の現地視察=8月29日、新潟市西区赤塚
ラムサール条約湿地自治体に認証されている新潟市で8月、湿地の管理者向けの国別研修会が開かれた。県内外の行政職員や団体職員ら約40人が参加し、佐潟(西区)や福島潟(北区)を実際に見て回るなどして湿地の保全や活用について理解を深めた。
研修会は湿地の保全と賢明な利用(ワイズユース)の取り組みを向上させる目的で、ラムサール条約東アジア地域センター(事務局・韓国)が主催し、環境省と新潟市が共催した。過去にフィリピンなど3カ国で開かれ、日本では初開催。8月27日から4日間行われ、現地視察のほか、専門家らによる事例発表やグループワークがあった。
8月29日の佐潟の現地視察では、一行が佐潟水鳥・湿地センタ...
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