バイオマスプラスチック製ごみ袋の原料となる非食用米を収穫する大学生ら=新潟市江南区横越地区
バイオマスプラスチック製ごみ袋の原料となる非食用米を収穫する大学生ら=新潟市江南区横越地区

 新潟市内で生産されたコメを原料にしたバイオマスプラスチック製の指定ごみ袋を2024年4月から導入している新潟市は、2025年度に流通させるごみ袋の原料となる非食用米の収穫を市内の大学の学生らと行った。

 新潟市は2050年までに二酸化炭素の排出を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を目指しており、バイオプラ製ごみ袋はこの取り組みの一環。製造はバイオマスレジンホールディングスのグループが担い、燃やすごみ指定袋のうち、最も利用が多い小(20リットル)の袋500万枚をコメ10%を配合してつくる。

 稲刈りは9月6日に江南区横越地区で行われ、新潟大や新潟県立大などの環境・ボランティア系サークルでつくる「...

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