
能登半島地震で倒壊した曽根神社の手水舎=1月1日、新潟市西蒲区曽根(曽根神社提供)
能登半島地震で被害を受けた新潟市西蒲区曽根の曽根神社が、境内の修復費用などをクラウドファンディング(CF)で募っている。千年以上の歴史がある神社では、境内の石灯籠などが倒壊。2024年夏の例祭前に修復にこぎ着けたが、工事や神社の運営費用が足りない状況だ。CFの目標額は400万円。宮司の廣川豊さん(76)は「地域の心のよりどころを守るため、多くの人に応援してもらえればありがたい」と呼びかけている。
曽根神社は、毎秋行われる「越後傘ぼこ行列」が地域の伝統文化となるなど、広く知られている。
1月の能登半島地震では、参拝前に手を清める手水舎が倒壊し、崩れた屋根が参道をふさいだ。石灯籠4基も倒れて割れ...
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