
新発田市の職員らがHPVワクチン接種を呼びかけた啓発活動=9月24日、JR新発田駅前
子宮頸(けい)がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチン接種を促すため、新潟県新発田市は9月24日、JRの新発田、西新発田両駅の駅前で啓発活動を行った。接種機会を逃した人への救済措置として行われる無料の「キャッチアップ接種」は2024年度までで、新発田市は接種の検討を呼びかけている。
HPVワクチンは小学6年から高校1年相当までの女子を対象に13年、定期接種が始まった。しかし、副反応報告が相次いだため積極的勧奨が一時中止された。安全性が確認され、22年4月に接種が再開した。
国は中止期間に接種を逃した女性を対象に、公費による接種を実施している。半年間で基本的に3回接...
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