「ふるまち新潟をどり」の本番に向け、稽古に励む古町芸妓たち=新潟市中央区一番堀通町
「ふるまち新潟をどり」の本番に向け、稽古に励む古町芸妓たち=新潟市中央区一番堀通町

 古町芸妓(げいぎ)が総出演し、磨き抜いた芸を披露する「第36回ふるまち新潟をどり」が9月29日、新潟市中央区の市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)で開かれる。芸妓たちは本番に向け、日々稽古にいそしんでいる。

 公益財団法人「新潟市芸術文化振興財団」が主催。正午からと午後3時半からの2部公演で、長唄「元禄花見踊」や「連獅子」などを披露する。

 りゅーとぴあで9月上旬に行われた稽古では、公演の振り付けなどを担当する日本舞踊市山流の師匠、市山七十郎(なそろう)さんが決め所などを指導。芸妓たちはステージでの立ち回りや目線の配り方など、細かい所作について一つ一つ確認していた。

 市山さんは「演目によって変わるさ...

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