「豊かな文化、自然のある佐渡は奇跡の島。佐渡がまるごと分かる雑誌にしたい」と話す編集人の本間大樹さん
「豊かな文化、自然のある佐渡は奇跡の島。佐渡がまるごと分かる雑誌にしたい」と話す編集人の本間大樹さん

 新潟県佐渡市にゆかりがあるフリーライター、本間大樹さん(61)=新潟市東区=が佐渡をテーマした雑誌「Ikki」を創刊した。構想から約3年、新潟と佐渡の2拠点で生活し取材、編集を重ねた。今後は不定期だが年2回程度発行したい考えで、「佐渡の歴史、文化から、現在までが分かる雑誌にしていきたい」と意気込んでいる。

 本間さんは、東京の出版社で約20年雑誌作りに携わり、2012年に新潟市にUターン。常々故郷や両親の出身地である佐渡に関連した雑誌を作りたいという思いを温めていた。

 3年ほど前、両津湊出身の思想家、北一輝の生家を取得した埼玉県の松澤顕治さんらの支援を得て、佐渡をテーマにした雑誌を作ることを決...

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