新潟県立13病院の赤字額45・7億円に拡大　2024年度決算見込み、患者数増加も給与費増大で悪化

　新潟県病院局は１０月３日、県立１３病院の２０２４年度の決算見込みについて、当初予算で４３億４千万円の赤字とした純損益額を改め、４５億７千万円の赤字となる見通しを明らかにした。患者数が増えて診療収益は改善しているが、給与費の増加などで費用の増大が見込まれ、経営状況はさらに２億３千万円悪化し、過去最大の赤字額となる見通し。県病院局は収支改善など、さらなる改革を進めるとしている。

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