
記者会見で佐渡金山を巡る追悼行事などについて語った韓国の朴喆熙駐日大使=10月7日、東京都
韓国の朴喆熙(パクチョルヒ)駐日大使が10月7日、東京都の日本記者クラブで会見し、新潟県佐渡市の世界文化遺産「佐渡島(さど)の金山」を巡って2024年秋にも行う追悼行事について、日本政府に政務官以上の要人の参加を求め「誠意を見せてほしい」と述べた。相川郷土博物館(佐渡市)に設けられた朝鮮半島出身者に関する歴史展示も改善が必要との認識を示した。
佐渡金山の登録には、韓国が「戦時中に朝鮮半島出身者が強制労働させられた」として一時反発した経緯がある。2024年7月の登録に当たり、日本は追悼行事を毎年行うことなどを表明した。
朴氏は日本語で会見し、追悼行事について「非常に気になっている」と話した。日...
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