これまでの町内だよりを手に、編集の楽しさや苦労を振り返る岩城文夫さん(左)と落合武尚さん=新潟市西区寺尾西3
これまでの町内だよりを手に、編集の楽しさや苦労を振り返る岩城文夫さん(左)と落合武尚さん=新潟市西区寺尾西3

 新潟市西区の寺尾上町(かみまち)自治会が発行する「町内だより」が10月、節目となる500号を迎える。自治会の行事予定や、子どもの愛らしい写真などを掲載しながら、60年近く続けてきた。担当する自治会役員は「発行を途切れさせることなく、つなぐことができてうれしい」と喜んでいる。

 寺尾上町自治会は寺尾西2〜4丁目、五十嵐東2丁目の計約560世帯でつくる。町内だよりは1968年4月、当時の自治会が発行を始めた。当初は毎月発行していたが、15年ほど前からは担当役員の負担軽減のため年5回に抑え、全戸配布している。

 主な内容は自治会の収支報告や役員紹介、餅つき大会や秋祭りといった行事の記事、小学校の新・1...

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