
J1で激しい戦いを繰り広げているアルビレックス新潟。今季も終盤戦に入り、ラストスパートです。このウェブ限定記事アルビPreview(プレビュー)では、そんなアルビの応援に一層力を入れようと、データを見ながら、初心者にもわかりやすく、次の一戦に向けた見どころや注目選手を紹介します。対戦相手の情報などを頭に入れ、試合をより深く、楽しみながら応援しましょう!
(※データはリーグ公認の競技データ「J STATs」から。それ以外の話はわりと主観が入ります)
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連敗止めても 晴れない気持ち
YBCルヴァン・カップ決勝進出でせっかく盛り上がった熱が、雨で冷やされてしまったー。横浜Mと0-0のスコアレスドローは、そういえばリーグ戦はこんな順位だったよなと、現実に引き戻される思いがしました。5連敗よりはましだけど、相手も決して良くはなかったですし、もう34試合。昨年ならシーズンが終わっています。勝ち点は昨季の45に対して、今は40。依然としてJ1残留について安泰ではありません。もちろん勝ち点1をポジティブに捉える人もいるでしょうが、そんな状況で、勝ち点1では個人的には満足できませんでした。
前も書きましたが、雨の日の試合に勝てないですよね。J1復帰後、これで1勝3分け5敗。確かに前半から攻め込んで、シュートの数こそ相手を上回っていますが、精度も工夫も今ひとつ。決定機と言える場面はほとんどなかったように思います。相手に抑えられたというより、以前からの新潟の問題でしょうね。MF星雄次、MF奥村仁らを投入し、ようやく得点の匂いを感じる頃には、終盤になっていて試合終了です。


守備の数字が目に見えて悪い中、ルヴァン杯に続いて、しっかり守り切れたことは収穫ですね。連敗ストップもプラスではあります。ただ、リーグ戦は2戦連続無得点ですから、攻撃面の数字も地味に悪くなっています。FW小野裕二のけがの影響によっては大きなマイナスになるかもしれません。祈るしかないです。
さて東京V戦です。今度こそルヴァン杯決勝に向けた弾みに、と思うのと同時に、降格に対する心配を早く振り払ってほしいというのも本音です。


伝統は古く、選手は若く
東京Vは...