
第四北越リサーチ&コンサルティングがまとめた9月の新潟県経済によると、個人消費は持ち直している。設備投資は増勢が鈍化しており、生産活動は弱含んでいる。基調判断は「緩やかに持ち直している」を維持した。
【生産活動】食料品はスーパーやドラッグストアなど量販店向けが堅調に推移しており、高水準での生産が続いている。化学は一部で海外向けが減産となっているものの、DX関連の需要の高まりによって好調な動きも出始めており、持ち直しの兆しが見られる。汎用(はんよう)・生産用・業務用機械は国内の大型建設工事向けなどが堅調である一方、中国などからの受注減速が長期化しており、横ばいで推移している。金属製品は作業工具や...
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